活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

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富山地学会学生発表大会が行われました。


Category: 社会にお返し   Tags: ---
毎年行われている富山地学会の学生発表大会が、今年も富山国際大学のご厚意のもと、駅前のCICビルにあるサテライト・キャンパスで行われました。

地学会2016

富山地理学会ではなく「地学会」の名の通り、富山地学会は地理学のみならず、地球科学系を含む複数の大学、学部の卒論生がそれぞれの卒論や実習の成果を発表するお披露目の会でして、普段はめったに聞くことのできない地質や地形、気候などを扱う研究に触れ、刺激をいただける機会でもあります。今年も、立山の露頭からとった火山灰の鉱物量比の分析から過去の噴火規模を推定する研究や、コンピュータシミュレーションによる富山湾内の寄り回り波の発生メカニズムの解明など興味深い発表がありました。彼らの水も漏らさぬ緻密な研究手続きに、ざるのような手続きで研究している人文科学の側としては気後れせずにはいられないのですが、きっと彼らも我々の研究を前にすると何これって感じなんでしょうね。でも緻密な論理展開と厳密な手続きでなされた発表は本当に美しいです。人文科学はなかなかああスマートな感じにはいかないですね・・。

三人の卒論生は、限られた持ち時間に対応すべく、一生懸命PPTを修正して、いい感じに枝葉を切って発表してくれたと思います。これでいよいよ大学生としての仕事納め、かな?社会の第一線へと出征する前の、恐らく人生で一番のバカンス。心行くまで謳歌して、新天地へと旅立っていってください。そしてまた、来年の予餞会で会おうね!

2016年度 富山地学会学生発表大会のお知らせ


Category: お知らせ   Tags: ---
私も末席を汚させていただいている富山地学会の2016年度学生研究発表大会が、今年も開催されます。案内が参りましたのでここで告知させていただきます。当方からは三人の学生が卒論の内容を発表してくれることになりました。お時間のございます方はご来聴いただけますと幸いです。

日時 2017年3月5日(日) 13:15~16:50(開場13:00)
場所 富山国際学園サテライト・オフィス「地域交流センター」(CICビル3F)



13:15 開会の辞

13:20 「北海道小樽市における観光の現況と課題」
  岩林貴文・木佐貫あすか・坂上健高・佐藤叶汰・淸田春香・村恵里佳
    (富山国際大・現代社会4年)
13:40 「瑞龍寺を中心とした周辺観光の展開
      −瑞龍寺来訪客へのアンケート分析を中心として−」

  金子日都美(富山国際大・現代社会4年)
14:00 「映画のロケが地域の活性化に及ぼす効果
      −「人生の約束」新湊ロケを事例として−」

  鈴木有生(富山国際大・現代社会4年)
-- 休 憩 14:20~14:40 --
14:40 「社会的・空間的排除の中のサバイバルゲーム」
  田中悠也(富山大・人文4年)
15:00 「地方都市におけるクラシック音楽祭の開催意義」
  竹村優希(富山大・人文4年)
15:20 「鉄道の第三セクター化が鉄道利用に与える変化
      ―あいの風富山鉄道沿線高校在籍生徒へのアンケート調査を通して―」

  縫田一歩(富山大・人文4年)
15:40 「平成の大合併後の被合併町村の地域変容―富山市の事例―」
  石田雅子(富山大・人発4年)
16:00 「富山県東部沿岸を中心とした2008年2月寄り回り波の波浪特性」
  長谷美波(富山大・理4年)
16:20 「立山弥陀ヶ原火山の完新世噴火履歴」
  布村優貴(富山大・理4年)

16:40 閉会の辞

テーマ : アクティブラーニング    ジャンル : 学校・教育

2016年度生の卒論発表会・予餞会が行われました


Category: 巡検・実習   Tags: ---
去る11日、恒例の卒論発表会と予餞会が無事に行われました。今年の演題は以下のような感じ。
---------
・CVM評価額から見た地域住民の文化財保護活動への協力意思
・地方鉄道の第三セクター化が高校生の鉄道利用に与える影響
・岐阜県高山市における観光地イメージの変化
・アーティストの演奏活動からみた都市システム
・外国人留学生の対人関係とその意味づけ
・地域住民と趣味活動による高齢配偶者介護のストレス軽減
・「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」に基づく
 大学の立地からみた都市システムの構造
・小規模小売店舗での消費行動における一考察
・社会的・空間的排除によるサバイバルゲームフィールドの変遷
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卒論発表会2016

今年は大西先生がサバティカルでご不在な中、「1年間飽きずに没頭できる、自分が本当に好きなテーマをやれー!」と私がけしかけたせいもあって(手綱を緩めすぎたとも言う)、各人各様、例年以上にバラエティ豊かな?卒論が出てきました。ただ、キャラは立っていた一方、得た結果を学術的な文脈に落とし込む作業は不調法、趣味に走った学生は「ブランド・コミュニティ」や「社会的排除」で自分の調査をアドレスしようとしたものの些か付け焼刃な感じは拭えませんでしたし、COCや音楽家の公演遍歴をマッピングした学生も都市システムの理解が十分ではなく、まとまりきれないものになってしまいました。データ集めに耽溺しすぎて筋固めの疎かな論文が多く、どれも後付け感の強いものになってしまって、ちょっと勿体なかったですね。しかし、ハラハラさせつつも、結果的には何とか全員で発表会までは持ってきたのですから、不幸中の幸い?だったのでしょう。

発表会に足を運んで下さり(予餞会にも加わって頂き)、温かいコメントを下さったOB,OGの皆さん、本当に有難うございました。

テーマ : 子育て・教育    ジャンル : 学校・教育

地域生活学研究 第8号:原稿募集開始のお知らせ


Category: 社会にお返し   Tags: ---
『地域生活学研究』は、富山大学の医、芸文、経済、人発、人文など多様な学部から教員が集まって活動している「地域生活学研究会」の運営する査読付の学術雑誌です。同誌は4年前から、大学の機関リポジトリをデータベースにした電子ジャーナルとなりました。電子化で製本・印刷・郵送費を限界まで縮減することにより、幅広い分野に亘って誰もが、金銭的負担なく、自由に外部投稿できるオープンアクセス型の学術雑誌を目指しています。

4年目の今年も、引き続き私が編集委員長を務めることになりました。本日までにファイルのアップロードを終え、準備が整いましたので、地域生活学研究 第8号の原稿募集を開始いたしました。

査読誌ですので、「論文」や「総説」、「報告」については通常の学会誌に準じた軽量査読を行います。ただ、領域固有の専門性が高い学会誌で良く行われる「学術的価値」の評価や、落とすための審査ではありません。分野を問わず科学論文として満たすべき最低条件、例えば論文の体裁や論旨の流れ、データによる裏づけがきちんとなされているかなどを主な評価対象とし、科学論文としての最低限の質的保証を行うための審査です。地域、生活というキーワードに、何らかの形で引っかかっている現状報告などを広く扱い、NPOや行政で御活躍なさっておられる方々の成果発表の場としてもご活用いただければと思っております。

成果は機関リポジトリに登録され、CiNiiに学術情報として登録され、全国の研究・教育機関から検索・閲覧可能になります。また、今春からはいよいよJ-Stage採録誌となり、ディストリビューションの面では、和文のトップジャーナルと遜色ない扱いとなります。現役の大学教員のご論考は勿論のこと、発表・発言機会が限られてしまう学生や院生、すでに大学を退官された先生方などにご研究の発表機会を確保することも意図しています。皆さまのご投稿をお待ちしております。

サボタージュ検出器としての期末テストの精度について


Category: モノローグ   Tags: ---
果たして教員は、講義のテストをいちいち真面目に作成し採点しているのか?特に不本意な結果をもらった学生さんの中には、そう思われる方も多いでしょう。もちろん一般論ですが、時には結果が人生を左右することもあるわけですから、多くの教員はけっこう厳密に作問・採点します。本日はひとつの例として、私が現在採点中の教養科目のデータで検討してみましょう。

持ち込み可でテストすると、人のをコピーして要領よくこなす学生が得をする。さりとて不可にすると、単なる暗記力の勝負になってしまい、出題範囲も記憶のみで対応できる水準に限定される。そこで私の場合は持ち込み可にしたうえで、レジュメの内容を応用することで解く問題=聞かずに持ち込むだけでは解きにくい、考えさせる問題を意識して作問しています。さて、その効果はあるのでしょうか?受講生の出席回数(Attendance)とテストの成績(Test)との相関を調べてみることにしました。ちなみに前者は6回20点、後者は100点満点、合計(Total)120点。つまり20点の下駄です。

2016教養成績

欠席や試験放棄を除いた僅か30弱のサンプルながら、出席回数と試験の成績との間に正の相関が認められました(r=0.4163 p< .05)。不可(D)判定の中に、6回のうち5回も出席していながら不可に終わってしまった子が2名いるのは残念ですが、D判定とC判定の子の中に出席点の低い子はほぼ網羅され、例外はID23の子ただ一人。今年度のテストはサボりの学生を適切に篩にかける検出器として、まずまず有効に機能したとみて良いのではないでしょうか・・というわけで、教員は定期試験のたび結果を算定し、把握したうえで成績をつけているというお話しでした。もちろん不可をもらって不服な方はお越し頂ければ、結果を開示します。
時間が許すようなら、受講生が130人いる概論でもテストの検出精度を検証してみましょうかね・・。

テーマ : 研究者の生活    ジャンル : 学問・文化・芸術

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