活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

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富士山特集への投稿論文が(英文要旨のみ)公開されました。


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昨年、前務校で大変お世話になったK先生のご下命で、東京地学協会の機関誌『地学雑誌』が準備を進めている特集号「富士山をめぐる人文地理学研究」に論文を投稿していました。今般、それが受理されたとのご連絡をいただき、英文要旨が公開されたそうなので、お知らせいたします。

実は私、東京地学協会は非会員なのですが、この学会は私の入っている8つの学会と比べても、明らかに電子化に対して意欲的。電子版の公開にも大変積極的で、ほとんど全ての号が無償で公開されていますし、J-Stageとの連携も早くから取り組んでいました。今回投稿してみて分かったのですが、同学会は海外の学会誌投稿の際によく出てくるロイター社のオンライン投稿システムを導入していて、ワードやPDFなどを使って原稿を簡単にアップロード(したものを、査読用に1つのファイルへ自動組み直し)できるようになっているのですね。なかなか人文科学系の学会でここまで進んでいる学会はなく、同じ地理学の中でも理系の地学は違うなあ、と感服させられました。
以前も拙稿でその話をちょっと書きましたけれど、いずれは人文科学にもこういう電子化やオープンアクセス化の流れが浸潤していくのでしょう。そうなったとき、速報性においてどうしても見劣りしてしまう既存の査読誌システムがどうなっていくのか、学界の【中の人】としては気になるところではあります。私の寄稿した内容も、2016年の世界遺産委員会での再審査までに確実に公表することができなかったら「無価値」になってしまったでしょう。人文科学でも、即時性が重要なトピックは少なくないと思うのですね。そう考えると、時事問題は依頼原稿や軽量査読誌、すぐに変化の起こらない大きな動きは査読誌、という棲み分けになっていくんだろうな、と改めて感じた次第です。

閑話休題、同誌は速報性を少しでも高めるためでしょう。海外の査読誌によくある「in press論文」の事前公開を部分的に取り入れています(英文要旨だけですが)。上記、富士山特集の原稿がこのたび、このインプレス論文として公表されたとのご連絡をいただきましたので、この場をお借りしてお知らせしておくことにします。

鈴木晃志郎 2015. ユネスコの追加勧告にみる富士山の世界文化遺産としての課題.
                    地学雑誌 124(6): in press.


英文要旨だけでは何のことやらですが、富士山の登録が実際は「条件付き」であることは皆様もよく御承知の通りです。拙稿はこの「条件=追加勧告」の内容に注目し、富士山が「文化遺産」になったことの含意から、「勧告されているのはいわゆる『オーバーユース』とか『保全計画』だけではありませんよ」と提言したものです。富山住みの門外漢が、定見をお持ちの方々を前にこんな偉そうなことを申し上げてまさに身の縮む思い。関係者の皆様、予めごめんなさい。本編は12月に公開されるそうですから、その折にまたここでご案内させていただきます。


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