活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

地域生活学研究に今年2本目の原著論文が掲載されました。


Category: お知らせ   Tags: ---
昨年から、日本初の完全無料型査読付きオープンアクセスの電子ジャーナルとなった『地域生活学研究』の第5号。今年は、初めて投稿原稿を5つのカテゴリに分け、きちんと各論文の先頭ページに種別を明記しています。先月に続き、今年2報めの原著論文が査読を通過し、掲載されましたのでご案内します。

宮野沙紀・喜田裕子 2014. 二重拘束状況における愛着の内的作業モデルと情報処理の関連.
   地域生活学研究5:18-27.


私の所属する人文学部の紀要は、一昨年から規定が変えられ、従著者であっても学生の投稿はできなくなってしまいました。人文学部の教員の一人として、同じ屋根の下で時間を共有しながら、身分が教員でないというだけで投稿できない状況を申し訳なく思っていました。研究の良し悪しに職位の上下は関係ないはずですから・・。そんな中、同学部の卒業生が本誌を通じて、4年の学究の成果を公表してくださったのは、投稿資格に垣根を設けない『地域生活学研究』の編集子としては大変嬉しく、また名誉なことだと思っています。

第二著者の喜田先生は、臨床心理学的なアプローチをご専門にされてきた方で、その教えを受けて卒論をお書きになった宮野さんの論文も、乳幼児期の親子間の愛着関係のありようが、その後の人生で対人関係を結ぶ際の枠組みにどう関わっているのかを実験的に確かめようとしたものです。大変きっちりと検証されたいい論文で、正直数学の苦手な私はかなり気後れしてしまうほどでした。全国の大学で、このようないい論文が未公表のまま埋もれてしまっている例は数多あると思います。ささやかながら、地域生活学研究を通じてそうした成果に光を当てるお手伝いができることは、私にとってこの上ない喜びです。

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テーマ : 電子書籍    ジャンル : 本・雑誌

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