活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

オンライン・ジャーナル発刊のお知らせ


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表紙
  私も末席を汚させていただいている 「地域生活学
  研究会」は、「地域生活」に何らかの形で関わりの
  ある富山大の研究者が、学部・学科の垣根を超え
  メンバーに加わっている研究会です。

  同研究会は2009年に誕生していらい、現在までに
  3号の会報を刊行してきました。しかし本年からは
  装いを新たに、恐らく日本初の「完全無料型メガ=
  ジャーナル」として再出発します。
  研究者やそれをめざす人はもちろん地域の様々な
  分野で活躍されている方に広く投稿機会を設ける
  雑誌です。

和名は 地域生活学研究
英名は Journal for Inter-disciplinary Research On Community Life
と表記します。

同誌の特徴を簡単に説明します。

1)投稿に際し、会員になる必要も、掲載料を払う必要もありません。
  研究者をめざす人々は、論文を発表して実績を積まなくてはいけません。しかし学会誌は
  会費を払って会員にならないと投稿資格がもらえません。会員でなくても投稿できるのは、
  紀要のように既に組織に所属している人だけが書ける雑誌か、原稿受理後に掲載料を
  徴収する雑誌だけのはずです。
  研究者をめざす、ということは、めざしている時点では常勤の大学教員や研究職ではない
  方が多いでしょう。金銭的にも厳しい人が多いはずです。本誌は、そんな方々にも、成果
  発表の機会を広げようとする「査読付きの電子ジャーナル」です。

2)誰でも投稿できます。
  学者でなくても、富山大に所属していなくても、学会会員でなくとも、本誌は論文・報告と
  して認められる成果物は投稿できる雑誌です。NPOで活動されている方の成果報告や
  新聞記者の方が収集してきた取材成果の公表、福祉分野に関わる方の、現場からの
  告発・問題提起なども、適切な手続きに則っていれば掲載します。

3)投稿者の専門分野を問いません。
  学会誌の場合、その学会はある特定分野の専門家の集まりです。逆にいえば、その分野
  の人以外は投稿しませんし、できません。しかし、本誌は違います。緩やかに人文科学や
  社会科学の人を想定してはいますが、限定はしていません。分野横断的研究、萌芽期の
  実験的な試みなどを、広く受け入れる雑誌です。

4)れっきとした学術出版物です。
  インチキくさいと思われるかも知れませんが、本誌はISSNを取得し、逐次刊行物としても
  認められている、れっきとした学術出版物です。本誌への掲載は、研究者としての業績に
  査読付きの論文としてカウントできますし、成果物は国立情報学研究所のサーチエンジン
  (CiNii)を通じて、全国の大学や研究機関で検索・閲覧可能になります。

5)速報性が日本一高い査読誌をめざします。
  本誌は、富山大学図書館の機関リポジトリを活用して運営するオープンアクセス型の電子
  ジャーナルです。投稿いただいた原稿の査読は概ね1ヶ月以内にウェブ上で行って、修正
  依頼をしますので、やりとりが非常に高速です。
  受理され、校正の済んだ原稿は、富山大学の機関リポジトリを活用して、すぐさま(日単位
  の公開日を銘記して)公表されます。知的先行権を重んじる方には心強い雑誌となるはず
  です。

6)論文の価値判断は、後代に委ねます。
  通常の査読誌は、査読の際「学術的価値」を含む、質的な評価を下します。逆にいえば、
  新しいアイデアを学会誌に載せようとすると、古い見識をもつ専門家がそのアイデアを
  納得してくれるまで、掲載が認められません。
  もしかすると、潰された研究の中に、ダイヤモンドの原石が含まれているかも知れない。
  投稿誌が専門的であるがゆえ、却って新しい研究の芽を摘んでしまうこともあるかも
  知れません。
  本誌は、特定分野からみた論文の質や価値を主な審査対象にはしません。それは公表
  された後で、閲覧者が決めればいいことです。本誌が査読するのは、投稿者が自らの
  主張や研究目的に対してとる検証手続き、方法論や筋立ての部分です。目的に合った
  適切な方法をとっているか、論理的破綻はないか、文法的な誤りはないかなど、分野の
  いかんを問わず科学論文として必要な、基礎的約束事項の部分を主に審査します。

このような方針がどのような背景で生まれてきたのかについては、本誌4号に掲載された
拙稿で、公表いたしております。本誌は、成果発表の機会が限られてしまう、若く意欲的
な研究者(大学院生や任期付き雇用、非常勤研究職)の方々に、経済的負担をお掛け
せずに成果を公表する機会を確保し、地域の貴重な人材(ボランティア活動をされている
方、NPOの方々、行政職員の方々など)の声を広く反映させることのできる査読誌を目標
にしています。

皆さまのご投稿を歓迎します。
ご興味のある方は、お気軽にご一報下さい。

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テーマ : パパ育児日記。    ジャンル : 育児

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