活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

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たくみの里


Category: 巡検・実習   Tags: ---
「地域環境学野外実習」の引率で、K教授や学生たちと
一緒に、群馬県みなかみ町にある『たくみの里』を見てきました。


大きな地図で見る

私にとっても、フィールドワークらしいフィールドワークは
鞆の浦での聞き取り調査以来。久々に「聞かせていただく」
側に回り、地域調査者としての謙虚な気持ちに立ち返る事が
でき、身の引き締まる思いがしました。

地図を眺めているだけでは予想もつかない、現地住民たちの
交錯する想いに直に触れ、学生たちも刺激になったようです。
とても良い巡検でした。



一見するだけでは、たくみの里はただの小綺麗な街並みが
再現された美観地区です。しかし、少し注意して観察すると、
家々の壁には谷垣さんや福田さん。



演習のベースは地理学なのですが、今回、巡検をしてみて、
私自身最も興味深かったのは、地域に脈々と受け継がれる
「保守地盤」の気風でした。インタビューでも、彼らの言回し
から感じられるのは、行政が公共事業を通じて地域に仕事を
配分し経済を循環させる、親方日の丸的成長モデルに立脚
した価値観です。

一握りの「名望家層」が地域を牽引し、非常時には一肌脱ぐ。
親分・子分、御恩と奉公。時代劇や任侠映画に一脈通じる
メンタリティこそ、農村社会を支える基盤であり礎なのだ、と
しみじみ感じました。

政策や世間の空気、候補者の知名度で支持政党を換える
移り気な都会の無党派層からは、まるで隔絶した価値観です。

それが高度成長までの日本の地方を支えてきた、権力構造
の姿なのだと。不祥事だ天下りだと誹られながら、それでも
最近まで自民党が第一党で有り続けられたゆえんなのだ、と。
このニュアンスが、学生にも上手く伝わっていると良いのですが・・

成果は一ヶ月ほどで、学生たちの手でレポートにまとめられます。
それを再構成し、論文に昇華するのは、たぶん私の仕事です(-_-;)
彼らが何を出してくるか、ちょっとだけ期待。ちょっと楽しみ。

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テーマ : ちょっと、お出かけ    ジャンル : 地域情報

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