活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

富山市民大学で講演しました


Category: 社会にお返し   Tags: ---
例年お世話になっている富山市民大学にて、今年も富山の観光についての回を担当しました。
私、ここ一二年、夜は10時くらいには寝て、朝方までたっぷり睡眠時間をとる生活をしてきたのですが、最近明らかに注意力が往年の40%くらいには回復してきまして、規則正しく充分な睡眠がいかに知的生活を送る上で重要かを改めて思い知っております。

例によってまた時間を10分超過してしまったのですが(これで通算1勝3敗:苦笑)、これまでで一番澱みなく自在に喋ることができたと思います。慣れとか緊張とかそういう問題ではなく、明らかに生理学的な要因なのは自分が一番良く分かりますし、素材が例年と違っているわけでもありません。

市民大学2017

なんだか新興宗教みたいなもの言いで恐縮なのですが、話し手として人前に立つ生活をしていますと、会場との相互作用というのでしょうか、それが非常にその日の心理的達成感や語りの組み立てにも影響していることが経験的に分かって参ります。漫才師の方のいう「掴み」でしょうか。巧い表現だなと思います。今回はまさに、これまでで一番会場を「掴む」感覚をもてまして、そうなると何と言いますか、自在に話すことができるといいますか、おこがましい表現を許されるなら空気をコントロールできる感じというのでしょうか。そういう感覚を持てまして、とても充実感や達成感のあったひとときでした。ご一緒にあの空気を醸成してくださったご来場の皆さま、ありがとうございました。

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テーマ : 一人言    ジャンル : 学校・教育

実習3の様子、コレギウムの内容を報道していただきました


Category: 社会にお返し   Tags: ---
『人文地理学実習3』は、人文地理学を専攻した学部三年生が初めて自分の力を頼りに、一年掛けて遂行する地域調査です。昨年度は遠隔地の能登島でお世話になりましたが、今年度は学生の希望もあって舟橋村を対象地に設定。現在は今夏の調査合宿に向け、各人の調査テーマを少しずつ具体化する作業を進めているところです。

この際、村史などの史誌類や統計データ、地図と並んでお世話になったのが、ちょうど4月頃に連載された富山新聞の「奇跡の村、舟橋」という特集でした。学生の中にも、テーマを決定する際にこの特集を読んでヒントを得た者がいたほど参考にさせてもらっていたのですが、思いも掛けず今般、その記事をお書きになった方が村役場でうちの学生と鉢合わせ。興味を持ってくださって、こんなに大きく紹介していただいてしまいました。


(富山新聞:2017年7月1日付)

まだ何も成果を生みだしていない暗中模索段階でこのような扱いをしていただいて、ありがたいような申し訳ないような。しかし、学生にとってはこの上なく良い意味でのプレッシャーになり、発憤材料となったことと思います。今後も、継続して取材をしていただけるそうで、これはいい調査をしなければいけませんね皆さん。ぜひ恥ずかしくないように頑張ってください。

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さて一方、先日もご案内した第1回の「人文知」コレギウムの方も、無事に終了しました。日ごろ教授会をやっている馴染みのお部屋で、気楽な雰囲気のもとでやらせていただいたこともあって、私もリラックスムード。「発表中、一度は笑いを取る」ことを目標に据えて臨みましたが、思いも掛けずきちんと取材が入り、報道もしていただいたようで有り難い限りです。引き続きコレギウムは連続講座として継続され、聴講も無料ですので、お近くの方はお気軽にお越しください。


(富山新聞:2017年6月29日付)


(北陸中日新聞:2017年6月29日付)

テーマ : 生涯教育    ジャンル : 学校・教育

6/28 第1回「人文知」コレギウムが開催されます。


Category: 社会にお返し   Tags: ---
かのリチャード・フロリダさんは、都市の創造性を高める鍵を握るもののひとつに大学を挙げていました。それは大学が研究者はもちろん、学生や社会人など幅広い人々の交流拠点となり、地域社会の「多様性」の受け皿になるからであり、そうした多様性の受け皿としての寛容さが、創造的な人々の知的好奇心を刺激して流入を促し、結果的にその都市の創造性を高めるからだということでした。そこへいくと人文学部というのは本当に幅広い分野が共存していますから、そのメルティング・ポットを攪拌することで新たなイノベーションが生まれる可能性は少なくないのでしょうね。


研究者というのは孤独な商売で、日ごろ同じ人文学部に籍を置いてはいても、他の先生方とご一緒に研究活動をする機会というのはなかなかありません。まして他学部の先生ともなると、接点を持つことも極めて稀なのが実状です。そんな中、私の所属する人文学部では構成員の間の相互交流を促す一環として今年度から「人文知」研究プロジェクトをスタートさせることになり、そのスタートアップの回で発表の機会をいただくことになりました(←という理解で間違っていないでしょうか?)。

ご一緒させていただく伊藤先生に合わせて、私は一般的に「負の記憶」として認識されがちな富山の遺産に注目し、新たな光を当ててはどうかという話をさせていただく予定です。私自身も「専門」というわけではない(むしろ自分自身も理解途上の)話題を敢えて提供させていただき、会場の皆さまとの対話の中から新たな気づきを得たいなと思っているような次第でして、コレギウム会場という名のメルティング・ポットを攪拌するところから一体何が生まれてくるのかをご一緒に愉しむ二時間になることを期待したいと思っております。入場無料ですので、お近くの方はお気軽にご参集ください。

テーマ : アクティブラーニング    ジャンル : 学校・教育

ご卒業、おめでとう


Category: 社会にお返し   Tags: ---
今年も4年生たちの卒業祝賀会が開催され、9名の教え子たちが巣立っていきました。

祝賀会2016年度生

同僚のO先生がサバティカルで後期からご不在になる中、例年以上に飄々とマイペースな卒論生たちには随分とやきもきさせられましたが、どうにかこうにか卒論をまとめられたのですから結果オーライなのでしょう。予餞会で顔を出したOGたちから口々に「先生、痩せましたね」と言われたのですが、それは間違いなく心労によるものですw 万事O先生に頼りきりだった私にとっても多くの「初めて」を経験した、思い出深い学年になりました。

きっとこれから君たちは、自分の時間と技能、労働力を差し出して対価を稼ぐことの厳しさを、身を以て味わって行くことになるでしょう。しかし、卒論のアイデアのいくつかも、フワフワしたマイペースさに表れた自分の世界を、アカデミックな文脈の中に落とし込みながら生かそうとすることで生まれましたね。行く先に待ち受ける世知辛い社会の荒波に対しても、自分の築き上げてきたものを上手に生かして乗り越えていってください。ご卒業おめでとう。

テーマ : 進路/将来について…    ジャンル : 学校・教育

富山地学会学生発表大会が行われました。


Category: 社会にお返し   Tags: ---
毎年行われている富山地学会の学生発表大会が、今年も富山国際大学のご厚意のもと、駅前のCICビルにあるサテライト・キャンパスで行われました。

地学会2016

富山地理学会ではなく「地学会」の名の通り、富山地学会は地理学のみならず、地球科学系を含む複数の大学、学部の卒論生がそれぞれの卒論や実習の成果を発表するお披露目の会でして、普段はめったに聞くことのできない地質や地形、気候などを扱う研究に触れ、刺激をいただける機会でもあります。今年も、立山の露頭からとった火山灰の鉱物量比の分析から過去の噴火規模を推定する研究や、コンピュータシミュレーションによる富山湾内の寄り回り波の発生メカニズムの解明など興味深い発表がありました。彼らの水も漏らさぬ緻密な研究手続きに、ざるのような手続きで研究している人文科学の側としては気後れせずにはいられないのですが、きっと彼らも我々の研究を前にすると何これって感じなんでしょうね。でも緻密な論理展開と厳密な手続きでなされた発表は本当に美しいです。人文科学はなかなかああスマートな感じにはいかないですね・・。

三人の卒論生は、限られた持ち時間に対応すべく、一生懸命PPTを修正して、いい感じに枝葉を切って発表してくれたと思います。これでいよいよ大学生としての仕事納め、かな?社会の第一線へと出征する前の、恐らく人生で一番のバカンス。心行くまで謳歌して、新天地へと旅立っていってください。そしてまた、来年の予餞会で会おうね!

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