活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

3つほど内外の会議等に参加します。


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年度末の道路工事の如く、いくつか矢継ぎ早に学遊?することになりましたので、備忘録を兼ねてお知らせいたします。
まず、首都大の頃に仲良くさせていただいていた駒木さんを通じて、2月10日に愛知大学で開催される『越境地域政策研究フォーラム』のパネリストの一人を拝命しました。
@愛知大学

なんで私のような三下にお声掛け下さったのか謎ですが、「地域創生に向けた地理情報の活用とは」がシンポジウムの標題ですので、PGISイケイケな中、異分子を混入させることで種の多様性を確保しようという雲上人のご意志であろうと観念申し上げ、せいぜい場違い感を楽しんでこようと思います。

続いて20日には、富山県高等学校教育研究会地理部会のお招きに預かり、小杉高校で「地理空間情報の倫理と地理教育の役割」と題して話題提供をさせていただきます。地理情報倫理の話をご提供せよというのがご要望ですが、このネタはいわゆるインターネット愉快犯を抑止するために、ネットリテラシーを含む地理教育が重要になっていくだろうという展望をもつ話ですので、地理教育を現場で実践されている先生方から教えていただくことのほうが多いと考えられ、正直それが楽しみで出かけるようなところが多分にあります。当日お越し頂く先生方、どうぞよろしくお願いいたします。

そして最後に、3月17日からポルトガル領マデイラ諸島で開催される国際会議 GISTAM(4th International Conference on Geographical Information Systems Theory, Applications and Management)に参加。GISTAMはヨーロッパ圏のGIS関係者の集まり(欧州地理学連合:Eurogeographics)が主催する、まだ今年で4年目の新しい国際会議。日本でも知られていないのか、過去にエントリーした形跡があるのは日立の研究グループ一件くらい。掲載論文は数式とプログラミング言語が乱れ飛び、GISの中でもかなり工学的でテクニカルな議論に比重の置かれた会議です。人文要素ゼロ。

そんなところに何でエントリーしたかと申しますとですね、(1) フルペーパーとして受理されたら、ロイター社のConference Proceedings Citation Index(CPCI/ISI)やINSPEC、DBLP、Elsevier Engineering Village Index、Scopusの検索対象にもなるまともな論文集に掲載されるんだって!(2) 旅費でしか執行できない科研費の残金も、3月開催の国際会議なら年度内に予算執行できるじゃあないですか!という、安直かつ不純な動機からでして・・(苦笑)。

数式と空間解析で重度に武装された超テクニカルなペーパーしか見あたらない会議に対し、工学要素ゼロの当方が身にまとえるものはといえば、文献レビューの腰簑一枚。で、2ちゃんねるポッドキャスター川崎国というほとんどワイドショー並みのキーワードを小脇に抱えて肉弾攻撃という、かなりシュールな特攻作戦となりました。

当然「これはもう玉砕必至ですね」と思わざるを得ないわけですが、その強烈すぎる場違い感が希少価値を生んだのか、結果はなんと受理。半分面食らいつつも何とも好意的なお4方の査読結果を見るにつけ、「これ受理するなんてすげえな」とヨーロッパの研究者諸兄の懐深さに感嘆しきり。ありがたいことです。当日は世界の片隅でせいぜい小さな貢献を果たしつつ、イミフな数式を英語で聞いてさらにイミフという国際会議ならではの場違い感を満喫して参ろうと思います。

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テーマ : 実験 科学 サイエンス    ジャンル : 学校・教育

平成29年度防犯教育指導者講習会にて講演しました


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昨年度からご縁を頂いている『防災教育を中心とした実践的安全教育総合支援事業推進委員会』からのご下命で「平成29年度防犯教育指導者講習会」での話題提供の機会をいただき、『地理学からみた防犯教育指導の考え方』の題でお話しをさせていただきました。

この講習会は、県内の小中高校で防犯教育をご担当になっている先生方のために行われているもので、県警の方からサイバー犯罪からどう児童生徒を守るかといったご講演があったり、事例報告の形で小学校の取り組みが紹介されたりして、参加者で情報共有するという趣旨で行われているもののようです。いわば最前線のエキスパートの先生方を前に気後れするばかりでしたが、日常生活理論や割れ窓理論などの基本的な概念説明、カンターやブラウティガム夫妻による(略奪者仮説の)検証を踏まえて、犯罪者のパターン分析はできても犯罪を抑止することはできないこと、ちょっとした環境改変や当事者意識の向上がどれほど抑止に役立つのかといった話をさせていただきましたが、今ひとつ上手くお話しできなかったような・・。済みませんでした。私自身もちょっと論点整理が十分でなかったなと反省しております。

学校が地域社会に対してハードルを上げたのは、恐らく池田小学校での一件の後ではないかと思いますが、そうなった場合に学校にできることには限界があります。一方でこの時期以降に誕生した見守り活動のように地域で子どもを見守る活動には「割れ窓効果」を低減し、地域の社会関係資本を強化する効果が期待できます(これはあいさつ運動、声掛け運動などでも同じです)。指導者の皆さまがプロ意識のゆえに1人で責任や負担を被るのではなく、もっと地域の方々を含めて当事者意識をもってもらい、「挨拶」や「見守り」などの小さな協力をしていただけるような工夫を考えることのほうが、実は犯罪の抑止に効果があるのだということを申し上げたかったのですが、やはり自分自身の理解が十分でなかったのでしょうね・・。舌足らずで済みませんでした。

テーマ : 教育問題について考える    ジャンル : 学校・教育

G空間フォーラム in 新潟で講演しました。


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新潟の朱鷺メッセで開催された国土交通省のイベント『G空間フォーラム2017』が、無事に終了しました。
朱鷺メッセは再開発されたベイサイドの、何やら格式高そうなコンベンションセンター(隣は日航ホテル)で、ガラス張りの外装に木目調の立派なホール。GISをバリバリと使いこなす実業界の方々、ソースコードをバリバリと書くプログラマーの方々など工学系のエキスパート諸兄を前にして例のワイドショーチックな倫理問題を話すというなかなかの拷問で、おおいに気後れしたのですが、前夜祭?から本当に温かく迎えて頂き、会場でも多くの方々にお声かけいただき、講演前に気持ちを楽にしていただきました。
ご好意で私の映った当日のニュース映像を頂いたので、キャプチャ画像を貼っておきます。

G空間フォーラム2017
©BSN新潟放送

午後には産官学の垣根を越えたワークショップも行われ、日ごろ学生としか喋らない社会人落後者の私には、本当に貴重な経験をさせていただきました。縁の下の力持ちの役を買って出ておられたにいがたGIS協議会の皆さまには、宿泊やファイルの差し替えで随分とご迷惑をおかけしてしまいましたが、本当に快くご対応頂いて、感謝しております。有難うございました。地方大会らしい和やかさが程良く溶け込んだ、とてもいい雰囲気のイベントでした。主催者の方々には今後もG空間Expoに類するイベントを北陸方面で開催するお考えがおありのようですので、また何かの形でお役に立つことがあればと思っております。皆さま、お疲れさまでした。

テーマ : ちょっと、お出かけ    ジャンル : 地域情報

とやま産学官金交流会2016にまたまた貼りに行きます。


Category: 会議やったよ   Tags: ---
どういうわけか、方々から講演や発表の依頼がよく来る年というのがあるもので、私にとっては今年がそうなのかも知れません。
県公文書館からご依頼いただいた講演会を大過なく終え、ほっと一息ついたところへ、今度は「11月30日に、国際会議場までポスター貼りに来い」との御下命が。これで講演や公開講座は今年6つめ(年末までにたぶんあと1つ追加)、学会などでの発表も7つめで、ほぼ一ヶ月に一度は何かを喋ったり貼ったりしている計算になります。人見知りでシャイな私としては、かつてない頻度です。

とやま産学官金交流会2016

今回も、Science Gala 2016で寂しく佇んでいた私にお声掛けいただいた方からのご縁でしたから、何というのでしょうか、連鎖反応と申しますか雪だるまと申しますか、発表が発表を、講演が講演を呼んでいるような気もしてくるのですが、ほんの10年前は無職だった自分がこうして、人様から請われてお時間をいただくというのはこの上なく光栄なことですので、今後も請われたらできるだけお断りすることなく、お受けしようと思っております。

ときに・・
産学官金の「金」は何ですかね?金融機関か何かでしょうか。まあ、貼りを依頼された私のポスターなんて、産官金のどこにも訴求力がないですし、人文も協力しており人も参加してますよというアリバイ作り以上に何かお役に立つことはないんじゃないかとつい、自虐モードに入ってしまうのですが・・。

Toyama Science Gala 2016に貼ってまいります。


Category: 会議やったよ   Tags: ---
さるやんごとなきお方から密かに御下命を受け、今月末行われるToyama Science Gala 2016にポスターを貼り出すことになりました。内容的には目新しいものではなく、現在英文誌に投稿準備中の、GISを使った意識調査の空間解析結果をダイジェストしたもので、すでに3年ほど前に歴史地理学会で公表したものから大きな前進をしているわけではありません。

鈴木晃志郎2016. 意識調査結果に及ぼす地理的条件の影響の検討-GISによる空間解析. Toyama Science Gala 2016

Toyama Science Gala 2016は、COC+に採択され地域の大学として産学連携しながら生きていく必要性がますます高まっている本学において、理工系の研究者が主に開催している産学交流イベントです。良く見ると開催場所も川向こうの理工学部キャンパスで、Scienceってのは狭義のサイエンスですね感ありあり。お呼びじゃなかろうなあという感じでさらっと流しておりましたが、どこからともなく神の声が聞こえて参りまして・・(笑)。場違いにもエントリーすることになりました。人文は案の定、私ひとり。孤立無援。

サイエンスガラ

日ごろ自分の研究がどう役に立つのかを即物的な意味で考えることはほとんどなく、私の話なんかどうせ面白くないでしょとついつい引っ込み思案になってしまう人文系の私ですが、どこでどんな出会いがあるかは分かりませんし、今回はポスターを当局が印刷して貼ってくれるというサービスの良さ。編集子を務めている「地域生活学研究」にしても、現在進行中の太陽光プロジェクト(北杜市)にしても、文理の垣根は100%越えてやっているわけですから、異種格闘技戦?だからとあまり気後れすることなく参加してみようと思います。当日隅の方で寂しく油を売っている私を見かけたら、慰めてあげてください。よろしくお願いいたします。

テーマ : 成果報告    ジャンル : アフィリエイト

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