活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

卒論・実習3の中間発表会が行われました。


Category: 巡検・実習   Tags: ---
中間発表会2017後期の授業開始を明日に控え、恒例の卒論と実習3の中間発表会が行われました。
毎年同じようなことを書いている気がするのですが、レポートや論文を控えた学生にとって夏休みは最大の書き入れ時。それだけに、夏休み明け直前のこの時期になりますと、きっちり調査を進めてとにかくもデータを蓄積した子と、逡巡するばかりで何も手をつけなかった子の間で、残酷なまでにその差が表面化してきます。今年もやはりそうでして、何となくこのまま右顧左眄はしながらも船を進め、あの辺りの港には着岸していくんだろうなとおぼろげながらに予想の立つ発表と、データの兵糧も研究目的の海図もなく、この五里霧中の中船出しても海難事故に遭うのが関の山だろとしか思えない発表とが混在。下の学年は特に遭難見込みが多そうで・・。前途多難の感を強くした一日でした。

幸い、大西先生もお戻りになり、個人的には大変心強くなりまして。何とか二人舵を取りながら、一名でも多くの漂流船をどこぞの港へと送り込めるようにと願って止みません。

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テーマ : 学校行事    ジャンル : 学校・教育

JAISTで集中講義をしました


Category: 巡検・実習   Tags: ---
昨年も大学祭の公開講座にお招きくださった敷田先生のお誘いで、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)で開講されている『地域経営戦略論』を担当してきました。

経営も戦略も、地理学者はあまり首を突っ込もうとしない不得意分野でして、お誘いいただいたときは「素人がこんな講義を大学院で持って大丈夫かいな?」と正直思いました。JAISTは和文誌への掲載が評価されないほどグローバル化を志向した研究型の大学院大学で、授業にもアクティブ・ラーニングを積極的に取り入れているところでして、正直に申し上げれば準備中も右顧左眄、戸惑いながらではあったのですが、蓋を開けてみれば非常に優秀な学生さんばかりで、私の心配は杞憂に終わりました。市民大学について書いた先の拙記事でも「掴み」の話をしたのですが、ディスカッションやロールプレイが全体の半分を占める講義だっただけに、議論慣れした学生のポテンシャルの高さに随分と助けられ、気持ちよく「掴んだ」感覚を楽しみながらの授業になりました。

論戦の結果

特に2日目の「模擬景観紛争」は面白かったですねえ(不謹慎な表現ですが)。私も初めての試みで内心、どんな方向に行くかどきどきしていたのですが、あんなに上手くいくとは正直思いませんでした。私自身も教育者としてとてもいい経験をさせてもらったと思いますし、学生さんも私のお伝えしたかったことを実感として理解していただけたのではないかと思います。やっぱり良い大学には授業のしやすい優秀な学生が集まるのだなあとしみじみ思いました。最後までお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。

最終日、がんばった自分へのご褒美として、密かに贔屓にしているもりもり寿司で鰤を食べ、シアワセな気持ちになって家路に就いた次第です。敷田先生、お世話になりました。


テーマ : アクティブラーニング    ジャンル : 学校・教育

2016年度生の卒論発表会・予餞会が行われました


Category: 巡検・実習   Tags: ---
去る11日、恒例の卒論発表会と予餞会が無事に行われました。今年の演題は以下のような感じ。
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・CVM評価額から見た地域住民の文化財保護活動への協力意思
・地方鉄道の第三セクター化が高校生の鉄道利用に与える影響
・岐阜県高山市における観光地イメージの変化
・アーティストの演奏活動からみた都市システム
・外国人留学生の対人関係とその意味づけ
・地域住民と趣味活動による高齢配偶者介護のストレス軽減
・「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」に基づく
 大学の立地からみた都市システムの構造
・小規模小売店舗での消費行動における一考察
・社会的・空間的排除によるサバイバルゲームフィールドの変遷
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卒論発表会2016

今年は大西先生がサバティカルでご不在な中、「1年間飽きずに没頭できる、自分が本当に好きなテーマをやれー!」と私がけしかけたせいもあって(手綱を緩めすぎたとも言う)、各人各様、例年以上にバラエティ豊かな?卒論が出てきました。ただ、キャラは立っていた一方、得た結果を学術的な文脈に落とし込む作業は不調法、趣味に走った学生は「ブランド・コミュニティ」や「社会的排除」で自分の調査をアドレスしようとしたものの些か付け焼刃な感じは拭えませんでしたし、COCや音楽家の公演遍歴をマッピングした学生も都市システムの理解が十分ではなく、まとまりきれないものになってしまいました。データ集めに耽溺しすぎて筋固めの疎かな論文が多く、どれも後付け感の強いものになってしまって、ちょっと勿体なかったですね。しかし、ハラハラさせつつも、結果的には何とか全員で発表会までは持ってきたのですから、不幸中の幸い?だったのでしょう。

発表会に足を運んで下さり(予餞会にも加わって頂き)、温かいコメントを下さったOB,OGの皆さん、本当に有難うございました。

テーマ : 子育て・教育    ジャンル : 学校・教育

卒論・修論・実習3の中間発表会が行われました。


Category: 巡検・実習   Tags: ---
毎年恒例、能登島で調査を続けている実習3の三年生たちと、卒論、修論の学生たちによる夏休みの成果報告の集い(中間報告会)が、今年も行われました。

中間発表会2016

今年は大人の事情もあって、例年よりも遅めの開催となりました。にもかかわらず卒論生の幾人かは秋も深まりつつあるこの時点で「これから調査票を配布します」と口にするという、本気なのか余裕なのか良く分からない(多分そのどちらでもない)状態で、例年以上に頭を抱えてしまいました。教員は半分、学生は倍。いったい人文地理学教室はどうなってしまうのでしょうか?この学年はいつにも増してぼーっとしてますが、もう少し危機感持ってくれるよう切望いたします。

実習3も玉石混交でしたが、どういうわけか今年はデータをギリギリまで隠すのが流行のようで。異口同音、データ無しに希望的スローガンを語っている様はまるで旧ソ連のようでした。諸君、せめてデータくらいは出し給え。


テーマ : 子育て・教育    ジャンル : 学校・教育

実習3・卒論・修論の構想発表会が行われました。


Category: 巡検・実習   Tags: ---
去る7月30日、これからの夏本番と現地調査の本番を目前に控え、恒例の構想発表会が行われました。公には案内していませんでしたが、卒業生のOさん、Hさんももわざわざ駆けつけてくれました。ありがとう。

中間発表2016

今年の三年生は、敢えて遠隔地の能登島を選択して挑んだ半年間でした。公民館のYさんにひとかたならず助けられ、どうにかプレゼンにまで漕ぎ着けることができましたね。大西先生がまもなくサバティカルを取られるため、先生から直接公にコメントをもらえる最後のチャンスだったわけですが・・。

「そもそも研究対象が何かを正しく把握できていない」レベルにあるとのアリガターイお言葉!・・ってゆーかこれ、4月にいわれるレベルのコメントやんけ!w このままフィールドに放ってどんな修羅場が訪れるかと思うだに恐ろしいです。出入り禁止にならないよう、みんな危機感持って準備してくださいね。卒論生も例年にも増して前途多難を思わせるものがありましたねえ・・みんな夏休みに挽回してくれると信じてますよ・・!

帰り道、OG二人を富山駅まで送りがてら、しばし昔語り。二人とも立派な社会人に成長し、勤勉に働いているようで感心するやら頼もしいやら。新人ならではの苦労話を聞くにつけ、社会不適合者の私はしみじみ「いや~やっぱオレにはこの仕事しか無理だわ・・」と感じ入るのでした。

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