活動報告

鈴木晃志郎(富山大学准教授)の活動報告ブログです

 

ようこそ、いらっしゃいませ。


Category: 本ブログについて   Tags: ---


富山大学 人文学部 人文学科
社会文化講座に所属する、鈴木晃志郎と申します。

地理空間を共有する人々が、異なる価値観や意識を抱き
時には、それが原因で摩擦や誤解まで生じてしまう。
一体なぜ、どこからその齟齬は生まれてくるのか、
どうすればそれを軽減できるのか、を研究しています。

こちらは私の個人ウェブサイトの一部で・・・
・研究者(特別イベントがあれば教育者)としての活動の近況報告
・私の専門に関係するシンポジウム、公開講座、イベントのご案内
・成果物の公表(著作権が絡まないものに限る)


をするための、備忘録的なスペースです。
一般的な意味での日記やブログではありません。



私のウェブサイトへお越しいただける奇特な貴方は
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テーマ : 読み聞かせ・ブックトーク    ジャンル : 学校・教育

実習3の様子、コレギウムの内容を報道していただきました


Category: 社会にお返し   Tags: ---
『人文地理学実習3』は、人文地理学を専攻した学部三年生が初めて自分の力を頼りに、一年掛けて遂行する地域調査です。昨年度は遠隔地の能登島でお世話になりましたが、今年度は学生の希望もあって舟橋村を対象地に設定。現在は今夏の調査合宿に向け、各人の調査テーマを少しずつ具体化する作業を進めているところです。

この際、村史などの史誌類や統計データ、地図と並んでお世話になったのが、ちょうど4月頃に連載された富山新聞の「奇跡の村、舟橋」という特集でした。学生の中にも、テーマを決定する際にこの特集を読んでヒントを得た者がいたほど参考にさせてもらっていたのですが、思いも掛けず今般、その記事をお書きになった方が村役場でうちの学生と鉢合わせ。興味を持ってくださって、こんなに大きく紹介していただいてしまいました。


(富山新聞:2017年7月1日付)

まだ何も成果を生みだしていない暗中模索段階でこのような扱いをしていただいて、ありがたいような申し訳ないような。しかし、学生にとってはこの上なく良い意味でのプレッシャーになり、発憤材料となったことと思います。今後も、継続して取材をしていただけるそうで、これはいい調査をしなければいけませんね皆さん。ぜひ恥ずかしくないように頑張ってください。

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さて一方、先日もご案内した第1回の「人文知」コレギウムの方も、無事に終了しました。日ごろ教授会をやっている馴染みのお部屋で、気楽な雰囲気のもとでやらせていただいたこともあって、私もリラックスムード。「発表中、一度は笑いを取る」ことを目標に据えて臨みましたが、思いも掛けずきちんと取材が入り、報道もしていただいたようで有り難い限りです。引き続きコレギウムは連続講座として継続され、聴講も無料ですので、お近くの方はお気軽にお越しください。


(富山新聞:2017年6月29日付)


(北陸中日新聞:2017年6月29日付)

テーマ : 生涯教育    ジャンル : 学校・教育

穴の谷霊場について、地理科学学会で報告しました。


Category: 学会行ったよ   Tags: ---
記憶する限りおよそ13年ぶりで、2017年度地理科学春季学術大会に参加、一昨年来少しずつ進めてきた「穴の谷霊場」についての調査報告を発表してきました。

鈴木晃志郎(富山大)・伊藤修一(駒沢大・非)・島田章代(射水市立新湊小学校):
「霊場の脱聖地化・広域化に果たす霊水信仰の効果―富山県・穴の谷霊場を事例として―」


2年ほど前、日本地理学会が富山に来たとき、ユビキタス(マッピング)の対義語としての「アブスコンディトス(隠れて遍在している)」を表題に含めた「遍在する,隠れた神としての電子地理情報技術」という題の発表を致しました。

「神と名の付く学会発表を10何年ぶりに見た」と冷やかされた記憶も真新しいなか、性懲りも無く今度は「霊場」と「脱聖地化」の筵旗を掲げて広島大学に突撃。地理教育のまじめな発表の中で大いに場違い感をさらけ出し、「あいつはますますキワモノになったな」という印象しか残せなかったのではないかと危惧しておりますが、居合わせたY先生やC先生には近しく?お言葉を掛けていただき、やっぱり地理学会はいいな、温かいな~と勝手に喜んで帰ってまいりました。





この発表、タイトルはおどろおどろしく見えますが、調査自体は穴の谷に水を汲みに来る人の来訪動機や目的などをアンケートしたもので、比較的オーソドックスな地域調査なのではないかと思っています。

この場所を知ったのは、当時社会人院生として在籍していた島田さんに教わったのがきっかけでした。
穴の谷は富山市から立山方面に小一時間、上市町の町外れにある里山の奥にひっそりとたたずむ霊場です。昭和30年代に女性行者さんが修行されたのをきっかけに成立し、最初は本当に尼僧と信者のみが出入りする文字通りの「霊場」でしたが、それからおよそ半世紀、今はほとんど山の中に水が沸いているだけの採水場にすぎません。ところが、そんな場所にわざわざ県外から遙々、たくさんの人が水を汲みにやってくるのですね。最初は半信半疑で出かけていったものの、県外ナンバーの車が次々と吸い寄せられるように駐車場に入っては、中の人が灯油タンクを何本も積んだ台車をガラガラと押して水を汲んでいくのを見て、俄然興味が湧きまして。「水と安全はタダ」なんて言葉が流布している今の日本で、いったいこの人たちは何を求めて、こんな辺鄙な(といっては失礼ですが)周りにほとんど何も無いようなところまでやってくるのかを知りたいと思っての調査でした。

代表の金城さんのご厚意で資料を見せていただき、ヒアリングを実施。うちの学生の力を借りて、昨年の4月から5月に掛けて4回の悉皆調査をやり、86人分の他記式の調査票を集めました。伊藤さんに教えてもらいながら数量化三類による分析を加えたところ、「霊場」であったはずのこの場所に来ている人の来訪動機には、「水の美味さ」、「健康維持」、「病気治療」はあっても「宗教的な理由」はなく、霊場としての性格はすでに失われていること(敢えていえば一種のアニミズムといいますか、自然信仰に近いものに変容していること)が分かったというのが調査結果で、今回はその報告が中心の発表になりました。

学会当日ご参集の皆様には若干お目汚しのところ、(生?)温かい目で見守っていただき、ありがとうございました。道のりは遠いですが、せっかくなけなしの研究費から懐を痛めて?データをとりましたので、何とかこれをアカデミックな文脈の上に落として論文化すべく、これから頭を抱えて策を練ろうと思います。

テーマ : スピリチュアル    ジャンル : 心と身体

6/28 第1回「人文知」コレギウムが開催されます。


Category: 社会にお返し   Tags: ---
かのリチャード・フロリダさんは、都市の創造性を高める鍵を握るもののひとつに大学を挙げていました。それは大学が研究者はもちろん、学生や社会人など幅広い人々の交流拠点となり、地域社会の「多様性」の受け皿になるからであり、そうした多様性の受け皿としての寛容さが、創造的な人々の知的好奇心を刺激して流入を促し、結果的にその都市の創造性を高めるからだということでした。そこへいくと人文学部というのは本当に幅広い分野が共存していますから、そのメルティング・ポットを攪拌することで新たなイノベーションが生まれる可能性は少なくないのでしょうね。


研究者というのは孤独な商売で、日ごろ同じ人文学部に籍を置いてはいても、他の先生方とご一緒に研究活動をする機会というのはなかなかありません。まして他学部の先生ともなると、接点を持つことも極めて稀なのが実状です。そんな中、私の所属する人文学部では構成員の間の相互交流を促す一環として今年度から「人文知」研究プロジェクトをスタートさせることになり、そのスタートアップの回で発表の機会をいただくことになりました(←という理解で間違っていないでしょうか?)。

ご一緒させていただく伊藤先生に合わせて、私は一般的に「負の記憶」として認識されがちな富山の遺産に注目し、新たな光を当ててはどうかという話をさせていただく予定です。私自身も「専門」というわけではない(むしろ自分自身も理解途上の)話題を敢えて提供させていただき、会場の皆さまとの対話の中から新たな気づきを得たいなと思っているような次第でして、コレギウム会場という名のメルティング・ポットを攪拌するところから一体何が生まれてくるのかをご一緒に愉しむ二時間になることを期待したいと思っております。入場無料ですので、お近くの方はお気軽にご参集ください。

テーマ : アクティブラーニング    ジャンル : 学校・教育

新歓コンパが開催されました。


Category: モノローグ   Tags: ---
ゼミ新入生を迎えて、恒例の新歓コンパが開催されました。

新歓2017年度

部活やバイト先でイベントが相次いでいるらしく、肝心の主賓の集まりが今ひとつ芳しくなかったのは少し気になりましたが・・。
今のところ、明朗でしっかりした子が多そうで、まずまず順調な船出のようです。ご覧の通り、賑やかなイベントで楽しいひとときとなりました。幹事役のNさん、H君、お疲れさまでした。

O先生がお帰りになるまであと4カ月少々、幸いにも例年並み(少し多め)の9名が新たに加わり、何とかいつもの教室の体制を維持できたようで、ほっとしながらの宴となりました。O先生、皆で御帰還をお待ちしています。

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